もうすぐ2歳になる子どもがいます。
いろいろできることも増えてきて、感情表現も増えてきて、日々面白いなー楽しいなーと感じられています。
ふと、うまれて数ヶ月、首がすわる前の写真を見ることがあって、見た時に体に感じられたのが、その当時の子どもの重みでした。
今のほうがもちろん重いんだけど、今は身体がしっかりしてきてるから抱っこされているとしても自分で身体支えてるし、持ち上げてる感じが強くなってるかもしれない。
あの頃の抱っこは、からだ全体がくっついて、ずしっと重みを感じる。
子どもは体温が高いから、それもあってかねっとりと体にしみこむような不思議な感覚でした。
おそらくもう感じることのできない、この子のその感覚を愛おしみながら、今の重みもまたしっかりと感じる。
親って、本当に大変(うちの場合は妻が本当にすごい)なんだけど、笑った・泣いたとか派手な思い出だけじゃなくて、ほのかに残る感覚を愛おしむこともできるんだな。
そういうと、その感覚を失う手前のような感じで切ないという感じがするかもだけど、そんなことはない。
じんわりあたたかくて、うれしいもんだな。
重みの思い出
2016-10-26