https://www.amazon.co.jp/%E6%8B%B3%E3%81%AE%E5%85%88-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%A7%92%E7%94%B0-%E5%85%89%E4%BB%A3/dp/416791154X
かなり久しぶりに小説を読んだ。
もともと角田光代さんは大好きで昔たくさん読んでいた。
昔の角田さんの感覚で読み始めたら、かなりイメージが違っていて驚いた。
昔の自分のイメージでは、生きていく中でうまく言語化できないけど確かにある感覚をはっきりとしたメッセージではなく、確かにあるということを改めて教えてくれる、というイメージだった。
それがこの拳の先では明確なメッセージがあるようなのが驚いた。
とはいえ、どこかでみんな気づいているけれど認めきれないことを、やっぱりそうだよね、と言ってくれたことには角田さんらしさを感じたような気がする。
かなり読み進んでから、これは続篇だということを知り、まぁいいやと思って読んだが、最後解説を読んでいたらじゃんじゃんネタバレしていったのであわてて本を閉じた。
拳の先 を読んだ
2024-03-21