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少数派

2016-10-28

恥ずかしながら、自分は人とは違うと感じながら生きてきました。
それを、自分は人と違うことができる(できるようになる)人間なんだと思って。

歳を重ねるにつれて、それは他の人より秀でた何かがあるというわけではなさそうだと、うすうす気づいて。
それでも自分に希望を持ちたくて、だったり、それでもやっぱり人と少し違う、同じようにできない・できづらいことをうまく昇華できないでいて、その理由を求めて特別な自分を自分の中に作り出して納得させていたような気がする。
でもそのこと自体も、特に何かを成し遂げたわけではない自分にとって、はっきりいってとてもはずかしい考えのように思えて。
もしくは、特別な自分になれていないことに、自分自身、罪悪感を感じたりして。
そうでなければ、人と同じことができない自分に劣等感を感じたりして。

あ、もしかして「少数派」っていいんじゃない?
と思うと、なんだかすごく納得できた。
特別すごいわけでもなく、特別困難なことがあるわけでもない。
でも、人のいう当たり前に共感できづらい。

少数派って思うと、そっか、違和感あるけどしょうがないよなって思えることが増えるような気がしました。

だからって何? なんでもないですよ。

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